Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

「2ステージ+CSは視聴率ではいい手ごたえを感じたが、国民の関心度や入場者数への寄与は限定的だった」~PUBレポートメディアブリーフィングでの村井チェアマンによる説明(6)~


■PUBレポートメディアブリーフィングでの村井チェアマンによる説明
・part1:「(入場者数は)V字回復と明言できるまで回復したわけではない」(1)
・part2:「(入場者数は)V字回復と明言できるまで回復したわけではない」(2)
・part3:「今年はスタジアムのあり方の議論が本格化するかもしれない」
・part4:「共通基盤ができることで、Jリーグの組織再編も一気に動き出すことになる」
・part5:「(予見し得ないACL決勝の日程変更で)フェアネスを欠くような大会方式を2015年は内包していた」

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〇村井満チェアマン
ここからは問題のビジネス面から2ステージ制+CSを見てまいりたいと思います。


まず視聴率に関しては10.8%でした。去年に引き続きCS決勝の2戦合計でのべ1800万人が見たという事になります。これは大きな手応えだと感じています。
下は関心度なんですけど、2015年にはG大阪と広島の試合を1800万人が見てくれました。それであるならば、次の年のJリーグの関心度は上がるのではないかと期待していましたが、視聴率は上がったんですけどJリーグの関心度が高まるところまではいきませんでしたということを言っています。2014年はワールドカップイヤーでしたので関心度が高くなってそれ以外が低くなっています。
視聴率では手応えがあり2016年は反転するかと思いましたが、そこまで力及ばずというのが今回の結果でした。

また、細かい数字になりますが入場数の変化です。1シーズン制の2014年と2ステージ+CSの2015年、2014年と2016年の比較を出来る限り細かく丁寧にやりました。

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