Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

「投資型の経営者が出てくるのかどうかが、Jリーグの成長を分けるポイントになる」~PUBレポートメディアブリーフィングでの村井チェアマンによる説明(7)~


■PUBレポートメディアブリーフィングでの村井チェアマンによる説明
・part1:「(入場者数は)V字回復と明言できるまで回復したわけではない」(1)
・part2:「(入場者数は)V字回復と明言できるまで回復したわけではない」(2)
・part3:「今年はスタジアムのあり方の議論が本格化するかもしれない」
・part4:「共通基盤ができることで、Jリーグの組織再編も一気に動き出すことになる」
・part5:「(予見し得ないACL決勝の日程変更で)フェアネスを欠くような大会方式を2015年は内包していた」
・part6:「2ステージ+CSは視聴率ではいい手ごたえを感じたが、国民の関心度や入場者数への寄与は限定的だった」
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〇村井満チェアマン
来季以降についての話については、既に会見でお話していますので割愛させていただきます。

非常に大きなポイントは、Jリーグの経営者が変われるかどうかが問われているかどうかだと思っています。
「費消型」から「投資型」へ変われるかという言葉が出ていますが、子どもがお小遣いをもらってもらった中でやりくりするような、配分金の中でやりくりするというのが「費消型」の経営です。
今後求められるのは、先ほどは儲かりまっせという話がありましたが、グッズで回収する、スポンサーシップで回収する、飲食で回収する、リスクを伴った投資をするような経営者が出てくるのかどうかがJリーグの成長を分けるポイントになると思います。今回野球界から池田純さんという投資型・回収型モデルの方を特認理事としてお呼びして、我々はそこを学ばないといけないなと思っています。

(残り 1275文字/全文: 1966文字)

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