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Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

指導者の海外長期研修の狙い。そしてアカデミー評価システム・フットパス導入への最大の理由は?~キックオフカンファレンスより(2)

2月13日、2017キックオフカンファレンスの第3部として、Jリーグの各事業についてシンポジウムが行われた。
今回は、2017年の選手育成についてのビデオメッセージと登壇者のコメント(2)をお届けします。

(1)はこちらから

2017年の選手育成について説明を行ったJリーグの村山勉氏。

■指導者の海外長期研修、一番の肝は「一年間を通じて各クラブで経験をすること」

まずJクラブのアカデミーの海外遠征について、支援金を渡してできるだけ多く海外遠征をしてもらうという試みがスタートしています。

ひとつ例をご紹介すると、北海道コンサドーレ札幌の例です。

昨年、ミャンマー国際大会に招待していただきました。対戦相手は地元ミャンマー、タイ、ベトナムのU19のナショナルチーム3チームに加えて、コンサドーレのユースチームが参加しました。対戦相手を考えてもかなり厳しい戦いになると想定されましたが、残念ながらPK戦で敗れましたが、準優勝という結果を収めてくれました。この選手たちの中にも今シーズンからトップチームへ昇格した選手もいますが、選手たちだけでなく指導者にとってもいい経験の場になったと言えるかと思います。
この制度で、昨年度は30クラブ、1300人あまりの選手たちが海外遠征を経験し、それを率いた指導者は約230名が経験しました。Jクラブの指導者だけでなく、地元のクラブチームであったり、あるいは学校の指導者も、一緒になってこの遠征に地元のサッカー協会と協働で進めているところです。

先ほど原のメッセージにもありましたが、指導者の海外長期研修をスタートして、すでに3名を派遣しています。


横浜F・マリノスの坪倉さん、FC町田ゼルビアの酒井さん、モンテディオ山形の中村さんです。
この3人はこれから1年間、ヨーロッパのクラブで研修を積むことになっています。

【参考】酒井良さん
http://www.zelvia.co.jp/news/news-93560/

坪倉進弥さん
http://www.f-marinos.com/news/detail/2016-11-10/191500/191140

中村亮太さん
http://www.montedio.or.jp/news/y-2017/n-00006585/

坪倉さんがベルギーのRSCアンデルレヒト、中村さんがドイツのフォルトナデュッセルドルフ、酒井さんがセルビアのFKボイボディナというクラブ派遣されて、すでに活動をスタートしています。

この派遣の一番の肝となるのは、一年間を通じて各クラブで経験をするということです。これまで、短期の研修・見学ですと、どうしてもピッチの外、柵の外からトレーニングを見たり、スタンドから試合を視察したりというのがこれまで非常に多かったです。
今回は、受け入れクラブと交渉して、各クラブのスタッフとしていろいろなカテゴリーのチームに一年間帯同していただくということをスタートしています。語学・生活環境等、ご苦労もあるかと思いますが、研修終了後は非常に大きな成果を持ち帰ってくれると期待しています。

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