Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

G大阪の不適切なフラッグ問題について「初動に対するセンシティビティに欠けたことは、クラブにとってもリーグにとっても大きな問題と認識しないといけない(村井チェアマン)」~Jリーグ4月の理事会後の会見より(4)~

4月27日、JFAハウスにて4月のリーグの理事会が行われた。理事会後に記者会見が行われ、Jリーグ村井満チェアマンから決議事項・報告事項が発表された。

※Jリーグ4月の理事会後の会見より(3)

○村井満Jリーグチェアマン
それ以外には、今回実はJリーグは大幅な組織変更を行いました。幹部はほぼ全員入れ替わるということで、クラブの経営者にJリーグのパフォーマンスについて無記名でアンケートを実施しました。メディアの皆様にもご協力をいただいた内容ですが、その結果を開示しながら、リーグの改善ポイントを共有しました。組織変更については、4月人事で何をしたのか共有をさせていただきました。そしてシーズン制の議論についても将来構想委員会、実行委員会で共有されているレベルの内容を共有させていただきました。
今後は実行委員会や分科会を通じて、丁寧に議論をしていきますということで、何かを決めているわけではありません。ちょっといろいろありましたが、以上でございます」

~質疑応答~

Q:G大阪の件について。そういった事象があっとことについて、Jリーグとしてクラブに対して今後処分はあるのか?またACLでも問題が起きましたが、川崎Fに対してAFCから処分めいたものなどがJリーグに届いていますか?
「ガンバの件につきましては、最終的な報告を受けたのは24日今週の月曜日でしたが、今後の対処については現時点では確定していませんが、今後検討していくことになると思います。

⇒5/11にリーグから制裁内容が発表された。
サポーターによる不適切なフラッグ掲出に関してガンバ大阪に制裁を決定(Jリーグ)
https://www.jleague.jp/release/post-48873/

それから水原vs川崎Fは、主管はAFCなので、まず我々がコメントする立場にありません。我々Jリーグには具体的なものは何も届いていません」

Q:G大阪の件について。例にあった浦和の時のようなスピード感に比べると、今回少し遅い対応、スピード感に欠けた印象がありますが、その原因は?

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