「オン・ザ・ピッチとオフ・ザ・ピッチの2つの領域で今後交流を深めていきたい(村井チェアマン)」~スペイン ラ・リーガとの戦略的連携協定締結会見より(1)~
6月22日、Jリーグは、スペインのプロサッカーリーグ ラ・リー ガとの戦略的連携協定の締結を発表した。(⇒リリース)
JFAハウスにておこなわれた連携協定の会見にはJリーグの村井満チェアマン、スペインプロサッカーリーグ(ラ・リーガ)のハビエル・テバス会長が出席した。
今回は会見での出席者のコメントをお届けします。
●村井満チェアマン
「本日はJリーグとスペイン ラ・リーガとの戦略的連携協定の締結会見にお越しいただきありがとうございます。
先般、明治安田生命Jリーグワールドチャレンジの内容をご紹介させていただきました。その場でもセビージャの来日の話をさせていただきました。また今日の未明ですね、とても我々にとっていいニュースが入ってきました。昇格プレーオフの決勝第1戦で、テネリフェの柴崎選手がCKからのアシストでゴールを決めて、ついに昇格に大手をかけるというニュースも入ってきました。
このように日本サッカー界・Jリーグとラリーガとの縁も近年深くなってきています。そういた中で本日テバス会長をご紹介できることを嬉しく思っております。
テバス会長は、ラ・リーガの放映権をリーグが一括して保有する大改革をされて、また放映に関わる様々なプロモーションも数多くされていて、まさに今のJリーグが学ぶことがある方です。
私との縁ですが、ワールドリーグスフォーラムという世界のリーグの責任者が集まる会合がありますけど、いわゆる代表幹事格の12のリーグの方々と今後の世界のリーグの在り方について議論しています。その中でも一番迫力があって勇気のある発言をされているのがテバス会長で、私も大変懇意にしていただきました。テバス会長は今朝日本に到着してこの会見に出席されて、今日夕刻には戻られると強行軍で来ていただきました。また駐日ゴンサロ・デ・ベニート・セカデス閣下にもお越しいただき、本日夕刻の晩餐館にもご招待いただきまして、友好を深めさせていただきます。
さて、ラリーガに関することですけど、ご存じの通り、レアルマドリードがUEFAチャンピオンズリーグ2連覇を達成するなど最強クラブを擁するリーグであります。
Jリーグにとってはヨーロッパのトップリーグと初めてパートナーシップ戦略提携を結びますが、ラリーガにとっても、Jリーグがアジアで初めての戦略提携先となります。両者にとってはアジア・ヨーロッパをまたいだ戦略的な提携となります。
その内容に関してですけど、オン・ザ・ピッチとオフ・ザ・ピッチの2つの領域で今後交流を深めていきたいと思います。
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