Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

「(1000億円突破は)決してこの数字で満足しているわけではなくて 今後もJリーグ全体が成長できるようにクラブと一緒に成長していければ(Jリーグ・青影氏)」~2017年度クラブ経営情報開示(先行発表)メディア説明会より~(13)

5月25日、JFAハウスにて、51クラブの経営情報を先行発表した。(3月決算の柏、磐田、YS横浜を除く)
会見にはJリーグ木村正明専務理事、青影宜典Jリーグ経営本部クラブ経営戦略部 部長 兼 ライセンスマネージャーが出席し、青影氏が概要の説明を行った。

今回から数回に分けて、会見でのコメントを見ながら、経営情報の概要についてお届けします。

(12)はこちら

○青影宜典氏

~質疑応答~

Q:先ほど広告料収入のところで、J2に比べてJ1のクラブが下がっているところが多いという話がありましたが、それはどういう風に理解すればいいのでしょうか?J2のクラブが地域に密着している中小のクラブが多い中で、一方でJ1のビッグクラブが中規模より大きなクラブが苦戦している所が見られるのか、それとも違う理由があるのか、見解を教えてください。
「広告料収入の質問ということでよろしいでしょうか?広告料収入のクラブの増減を入れさせていただいています。おっしゃる通りこの表を見ると、J1の方がマイナスになっているクラブが多いです。ただ個別の要因をひとまとめに言うことは難しいです。チームの状況や複数年のスポンサー契約の状況など様々な要因でこうした数字が出ているので端的にお応えすることは難しいです。昨年の状況と比べて俯瞰してみた時にどういった特徴が出るのか、ちょっとこれから見させていただきたいと思っていますが、ちょっとこの場では端的な答えは難しいかなと思います」

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