Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

「私自身もこれだけのクラブが活動していることを知りませんでしたし、Jリーグと野球界の違いが何なんだろうと、入るまで知りませんでした(米田理事)」Jリーグ25周年未来共創『Jリーグをつかおう!』ワークショップより(6)

5月14日、Jリーグは東京都内で未来共創『Jリーグをつかおう!』ワークショップを開催した。

これは、25周年を迎えるJリーグが、今後社会の様々な分野と連携しながら理念の実現に向けて、各種事業を展開するための意見交換を行うためのもの。
このワークショップにはJリーグ村井満チェアマンをはじめクラブ実行委員、各界で活躍する有識者、Jリーグと社会連携に興味のある社会人、大学生など合計300名が参加した。

今回は、ワークショップ終了後、今回のワークショップを企画した米田恵美理事のコメントを中心にお届けします。

(5)はこちら

Q:今日テーブル自体は54クラブの54カ所あったのかなと思いますが、その各テーブルに実際にクラブ関係者の他にどんな方がいらっしゃったのかざっくりと教えてください。


※藤村氏が説明
「各テーブルにクラブ関係者が一人ずつ座っていて、全体で300人強の方がいらっしゃいました。残り250人の方は、実は我々Jリーグ関係者が一人ひとりお声がけしてお誘いして来ていただいた方々です。いろいろな社会の分野でのオピニオンリーダーですとか、すでにJリーグやJクラブを使って地域でいろいろな活動をやっている方や先駆者の皆さん、選手や選手OBの方、あとはちょっと難しかったんですが、いろいろな伝手をたどってできるだけ普段サッカーとかJリーグに関心のない方に来ていただこうと。Jリーグに関心のない方が平日の昼間に4時間何でJリーグのイベントに来るんだという矛盾を抱えながらも、できるだけサッカーと遠い方のご意見もいただくし、そういった方がサッカーやJリーグが持っている可能性に触れていただいてどう感じていただけるかを見たかったので、今日はそんなメンバー構成で行いました」

Q:少し漠然とした質問になりますが、このJリーグの社会貢献については村井チェマン依然からあったことで、関心を持って見ていました。ちょど25年という節目の前日にこういったイベントを行うことに、明確な意図があるかと思います。その辺についてもう少し詳しく教えてください。

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