Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

「Jリーグの活動そのものにはなんら文句のつけようがないですし、さらに発展していってほしいですね。ただ一つだけ言いたいことは・・・(川淵三郎さん)」Jリーグ25周年未来共創『Jリーグをつかおう!』ワークショップより(7)

5月14日、Jリーグは東京都内で未来共創『Jリーグをつかおう!』ワークショップを開催した。

これは、25周年を迎えるJリーグが、今後社会の様々な分野と連携しながら理念の実現に向けて、各種事業を展開するための意見交換を行うためのもの。
このワークショップにはJリーグ村井満チェアマンをはじめクラブ実行委員、各界で活躍する有識者、Jリーグと社会連携に興味のある社会人、大学生など合計300名が参加した。

今回はワークショップに出席しグループワークにも参加した、川淵三郎さんの囲み取材でのコメントをお届けします。

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Q:Jリーグが25周年を迎えるということで、発足当時のことを思い出すと、今どんなお気持ちでしょうか?
○川淵三郎さん(初代Jリーグチェアマン)
ここまでJリーグが発展するとは思わなかったよね。スタートしたころには『あと10年くらいしたら16クラブになっているかもわからない』というくらいの予想しかしていなかったし、まさかJ3までできてこれだけクラブ数が増えることは、スタートの時点ではとても想像つかななったです。本当にそういったことについて各クラブの関係者や、行政サイドの方、特にトップの方々にお礼を言いたいです。行政サイドの方がJクラブの価値を一番良く知っていただいて強力していただいて、そういった方々の協力なしには発展はしなかったと思います。ということは、地域に根差すスポーツクラブを日本中の方が理解したいただいたからこそ、ここまで来たんだなと思います」

Q:今回は『Jリーグを使おう』というテーマでグループワークが行われたことについては?
「発想が素晴らしいなと思いました。僕なんかにはこんな発想出てこないよね。やっぱりJリーグを使って、クオリティライフをどういうふうに良くしていこうと、生きている希望と夢や感動をJリーグ共に一緒に味わっていきましょうと。そのためにはJリーグがやれることは何でもやりますよと、世間に対して問いかけてということですからね。こういう発想ができるそういう頭の柔軟さが僕にはまるでないのでね。本当にそういうことをやっていただいたことがうれしいです。
今まで過去5周年や10周年とかにパーティを開いて、みんなでお祝いをしましたけど、『25周年だからどんなパーティを開くのかな?』と思っていたら、こういう『未来創生Jリーグをつかおう』というタイトルで300人以上の方々に来ていただいて、Jリーグとまるで関係ない人たちにも来ていただいた。Jリーグをどう使ったら社会の中で生きていけるかという話し合いの場を持っていただいた。その中から出たアイデアを必ず実現してくれると思うんだよね。できると思うし、そういう会を開こうという発想そのものが、さすがJリーグだなと。本当にいい後輩が育ってくれているなというのが、率直な感想です」

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