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「(営業収益が)1000億円を突破したのも初めてですし、さらに上振れして1100億円を超えた(Jリーグ・青影氏)」~2017年度クラブ経営情報開示(2)~

7月30日、JリーグはJFAハウスにて、全54クラブの経営情報を発表した。

今回の会見では、5月に先行発表された51クラブに加えて、3月決算の柏、磐田、YS横浜を加えた全54クラブの経営情報が発表された。
会見には青影宜典クラブ経営戦略部部長が出席し、青影氏が概要の説明を行った。

今回から数回に分けて、会見でのコメントを元に2017年度クラブ経営情報について見ていきたい。

(1)はこちら

○青影宜典 クラブ経営戦略部部長

まず、主なトピックを5点お示しさせていただいています。内容としては大きくは5月に説明させていただいた内容とほとんど変わりません。

(1)J1・J2・J3合計の事業規模は、Jリーグ史上初めて1,000億円を突破した。
純資産10億円を超えるクラブは昨年から2クラブ増加し8クラブとなった。

1つ目は、Jリーグ史上初めて1000億円突破したという表現になっています。
実際に1000億円を突破して、次のページを見ていただくと3ページ右上の営業収益を見ていただくと、54クラブの2017年度の営業収益の合計は1106億円で着地を確定しています。1000億円を突破したのも初めてですし、さらに上振れして1100億円を超えて今回着地したことが、こちらのトピックとなります。

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