「長い間同じ仕事をさせていたことが誘因の一つだと十分認識しています（塚本常務取締役兼コンプライアンスオフィサー）」～横浜マリノス株式会社元社員の不正行為についての会見（2）～

2018年12月03日 17時00分　
カテゴリ： ニュース解説 • Jリーグ理事会後の会見 • コンプライアンス

11月20日、JFAハウスにて理事会後の会見の会見が行われた後、横浜マリノス株式会社元社員の不正行為（元経理担当社員による私的流用）についての記者会見が行われた。
会見には横浜マリノス株式会社の黒澤良二代表取締役社長と塚本秀徳常務取締役兼コンプライアンスオフィサーが出席。
会見の冒頭、黒澤社長は「ファン・サポーターの皆様、パートナーの皆様にはじめ、関係するすべての皆様に心より深くお詫び申し上げます」と深々と頭を下げ謝罪。
その後、今回の不正行為の概要や原因、再発防止策について説明を行った。

前回に続いて、、会見でのコメント（質疑応答）をお届けしています。

（1）はこちら

Q:いくつか質問あります。契約書に印紙を貼るというのは、選手との契約に印紙を貼るのでしょうか？それともスポンサーの契約でしょうか？
（塚本常務が回答）
「そこは、（元社員は）詳しく申し述べてはいなかったようです。『契約書に必要だから』という理由で持ち出していたようです」

（残り 2531文字／全文: 2947文字）

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