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「コンプライアンスは常にやっていかないといけないもの。あるとき立ち止まって振り返らないと形骸化する。(芝昭彦弁護士)」2018インテグリティセミナーより(4)

10月17日(水)、東京都内でJFA(日本サッカー協会)・JSC(日本スポーツ振興センター)・Jリーグが「2018 インテグリティセミナー」を実施した。
今年で4回目を迎えるこのセミナーは、Jリーグ・Jクラブの組織ガバナンス向上によるスポーツインテグリティの確保を目的として行われている。

インテグリティ―について(J公式)

セミナーには、Jリーグ各クラブ(※レノファ山口は本日試合開催のため欠席)のコンプライアンスオフィサーを中心に、Jリーグや百年構想クラブの関係者など88名が参加。このうち開会の挨拶、JリーグやJクラブのコンプライアンス体制の現状についての講演などの一部がメディアに公開された。

今回から数回に分けて、メディアに公開された挨拶や講演の内容ついてお届けします。

(3)はこちら

※一部聞き取りにくい部分については、言い回し等を変えている部分もあります。

Jリーグの取り組みを説明するJリーグの萩原和之コンプライアンス担当部長

JFA田嶋会長、今泉JSC理事、村井チェアマンの挨拶に続いて、Jリーグの萩原和之コンプライアンス担当部長が登壇。これまでのJリーグの取り組みを説明するとともに、今回のセミナーの概要とセミナーをやった後のアウトプット(Jリーグ版コンプライアンスハンドブックの作成等)、そしてコンプライアンス事案が発生した際のリーグとクラブの連絡体制について確認と説明を行った。

過去に行われた、インテグリティセミナーでの主要テーマ

各クラブのコンプライアンスオフィサーの担う役割について

Jリーグが編集したスポーツ庁コンプライアンスハンドブック(PDF)

続いて、Jリーグのコンプライアンス顧問弁護士を務める芝明彦氏によるコンプライアンスについての講演とワークショップの狙いについて説明が行われた。
今回は、メディアに公開された部分の講演をお届けしています。


●芝昭彦 氏(Jリーグコンプライアンス顧問弁護士/芝・田中経営法律事務所)
「みなさんこんちには。Jリーグのコンプライアンス関連の法務を担当しています芝と申します。私はJリーグ以外にも、例えば1部上場企業の社内役員も務めていますし、いろいろな企業あるいは役所・組織のコンプライアンス関連の管理等の運営をしております。

今上場企業などのいろいろな組織では、コンプライアンスに関する問題が出ています。例えば私が今まで見た中でよくあるのが、年に1回、1ヵ月間『コンプライアンス強化月間』を定めて、コンプライアンスについて考えていこうということが結構多いんですけど、『コンプライアンス強化月間』という言葉、私そういった言葉が大嫌いでして、そもそも『コンプライアンス強化』というのはおかしいのではないか。その言葉を止めませんかとよく言っています。むしろそういう月間を作るのであれば、振り返りの月にしていただいたらどうかと申し上げています。先ほど村井チェアマンからもありましたが、コンプライアンスは常にやっていかないといけないものです。ある時立ち止まって、この一年間どういう取り組みをやってきたのか。去年に比べて我が組織はどういうふうに良くなったのだろうか。あるいは悪くなったのかを振り返ることを定期的にやらないと、何となくダラダラといってしまって効果測定がなくて、何となく形骸化・マンネリ化しがちなのかという問題意識を持っています。

今回、このインテグリティセミナーをする前に(コンプライアンス担当部長の)Jリーグの萩原さんや新井さんと議論しました。当初去年インテグリティセミナーで講演をしまして、去年かなり言いたいことを申し上げました。若干厳しめのセンセーショナルな内容も含まれていました。(今年)結構な数のクラブのコンプライアンスオフィサーが交代されたということですので、各クラブに昨年私の講演の映像が配られています。1時間半くらいの内容ですが、まだご覧になっていない方は一度ご覧いただければ、私が去年申し上げたことをご理解いただけるかと思います。今日は昨年の話したことも振り返りながらお話したいと思います。

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