フライデーナイトJリーグについて「(対象11試合中)半数以上が土日よりも来場者数が多く、初めてのJリーグ(観戦)という方が1割いらっしゃった(村井チェアマン)」~J.LEAGUE PUB Report 2018発行報告会より~(4)
2018年12月19日、JリーグはJFAハウスにて、J.LEAGUE PUB Report 2018 発行報告会を開催した。
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今回から数回に分けて、村井満チェアマンの説明を追いながら、PUBレポートについて見ていきたい。
○村井満Jリーグチェアマン
□アジア戦略について
アジア戦略についてです。昨日チャナティップ選手がJリーグのベストイレブンに選ばれています。昨日の夜から今日ここへ出てくる前の半日の間で、彼がベストイレブンでアウォーズの動画を我々のオウンドメディアで出しているんですけど、再生回数がのべ60万回、そこにリーチしてきている人が160万人。もう数え切れないくらいのコメントがタイ語で今並んでいる状況です。
そういう意味では、我々の提携国からこういうスター選手が生まれJリーグで育っている、そういったことが現実化してきた年でした。まだまだ(再生回数は)これから上がってくるんではないかと思います。
□経営人材の育成について
経営人材の育成に関しては、スポーツヒューマンキャピタル(SHC)を立ち上げて、2014年~やってきましたが、延べ卒業生が186名。この学校を卒業してすでにスポーツ界で働いている方が43名が働いています。確実にスポーツ界の外からここへ来る、または引退した選手がスポーツビジネスを学ぶ。そういった重点戦略が一つずつ成果を上げています。
□Jリーグで素晴らしいサッカーがプレーされている
素晴らしいサッカーがプレーされているか、2018年の尺度で見てみます。評価は難しいですが、鹿島アントラーズがACLで浦和レッズに続いて(日本勢が)連覇しています。ベストヤングプレーヤーの安部選手は19歳ですが、若手選手が確実に成果を挙げています。国際戦略でもデジタルメディアは世界に一気に流れています。そういった意味ではこういったスター選手が来たもの2018年のJリーグの大きな特徴でした。
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