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VARについて「どのテクノロジーを使うのかというところで今最終判断中です(Jリーグ・黒田氏)」2019年度第1回Jリーグ理事会後の会見より(1)

1月25日、JFAハウスにてJリーグの理事会が行われ、理事会後に村井チェアマンによる記者会見が行われた。

会見での村井満チェアマンのコメントをお届けしています。


○村井チェアマン

「2019年もよろしくお願いします。昨年、ワールドカップイヤーということで、通常の試合開催が大幅に中断され、また自然災害が数多く合った中で、皆さまにもいろいろとご協力いただいた中で、なんとかJ1とJ2で過去の入場者数を超えることができました。本年度も気持ちを新たに頑張っていきます。よろしくお願いします。
本年度第1回目の理事会を先ほど終えております。決議内容については、(司会の)萩原の方からご説明させていただいた内容です。2/22の開幕に先立って、2/16にFUJIXEROXスーパーカップがあって、いよいよスケジュールがオントラックしていく状況です。

今日は(2019年)第1回の理事会ということもあり、2030年に向けた全体のビジョン、そしてそれぞれの領域毎に何が2019年の重点項目なのか、このあたりを少し整理したところから議論を始めました。今年は育成に相当シフトしたJリーグを重点項目の中に掲げておりますが、将来の日本を担うような、そうした選手をしっかり育てられるように、いろいろな意味でのスピードを上げていきたいと思っています。おいおい詳細についてはこの場を通じてお伝えできればと思っています。よろしくお願いします」

Q:VARについて。今年度について(ルヴァンカップのプライムステージとJ1参入決定戦の決定戦)14試合で実施されるということですが、J1リーグ戦で使える目途があれば教えてください。
「FIFAの定めるVARの育成トレーニングの規定に基づいて、その要件を満たすレファリーを育てていかなければいけません。ですので、まずファーストステップとして今回ルヴァンカップからということですが、当然今年度中には(J1リーグ戦で導入するには)は難しいです。来季以降どんな形でできるか、今後のトレーニングの経過を見た上で判断していきたいと思っています。
実際VARを導入するにも、レフェリーのトレーニングだけではなくて、会場の通信具合といったインスペクション(診断)なども結構重要です。これをJ1の全スタジアムに広げていく、もしくはVARに見合ったトレーナーの養成がどのくらいのスピード感で進んでいくのか、今年度の推移を見極めた上でそこのボリュームも進めていきたいと思っています。
(VARの審判)育成に関しては多額の予算も投入しなくてはいけませんので、予算措置も含めて、リーグ戦については来シーズン以降どういう形でやっていくのか見極める一年になると思います」


※黒田卓志フットボール本部長から補足
「少しだけ補足しますと、今のチェアマンの発言をまとめますと、1点目は(審判などの」人のトレーニング。それからスタジアムでのテストとFIFA・(ルールを統括している)IFABへの認可が必要となります。それと予算措置。この3つが今後クリアしていかなければいけないところです。それと、今シーズンルヴァンカップのプライムステージおよびJ1参入決定戦で実施したVARの効果、これの検証も同時に必要だと思っています」

Q:VARについて、2019年度の予算としてはどのくらいかかるのか?
「VARの予算については、予算項目の個々の詳細の内訳まで開示しておりませんで、正確には詳細をお伝えすることはできませんが、若干いろいろと修正しているので、金額が修正されています」

○黒田氏が補足
「全て審判関連の項目に入っていて、その中から(VARの予算だけを)取り出すのは難しいです。あとはどのテクノロジーを使うのかというところで今最終判断中ですので、それによっても大きく金額が変わってきます。そういった状況です」

○村井チェアマン
「(テクノロジーというのはメーカーということか?)そういうことです。いくつかの様式があって、最終選定という作業もあります。いずれにしてもVARだけでも数億の単位になるとご認識ください」

(2)へ続く

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