「コスト面については、まだまだ先行投資が先行投資のフェーズが続いていますが、必ずやデータの保有数や活用履歴が我々の財産になると思っていますので、一定期間は投資を重ねていこうかなと思っています(村井チェアマン)」~Jリーグデジタルアセットハブに関する会見(6)~
3月14日、JリーグとオフィシャルテクノロジーパートナーのNTTグループが、スポーツデジタルメディアアセットハブ「JリーグFUROSHIKI(Jリーグふろしき)」の構築に関する会見を開いた。
Jリーグからは村井満チェアマンのほか、Jリーグメディアプロモーション出井宏明社長、日本電信電話株式会社(以下、NTT)澤田純社長、新ビジネス推進室長2020準備担当の栗山浩樹氏が登場した。
今回から数回に分けて、会見の様子などをお届けします。
Q:(村井チェアマンに)ラグビーワールドカップや東京オリンピックが控えています。資料にも書かれていますが、スタジアム不足や障がい者の方への取り組みなどがありましたが、社会課題の解決に今回のプロジェクトが使えるのかどうふうに使われるのか、教えてください。先ほどロシアワールドカップの話が出ていましたが、先ほど映像が流れたような高度なPVをやると、だいぶ事業費や製作費がかかるかと思いますが、どうやってペイするのか?もしくは先ほどカラオケボックスでという話がありましたが、いろいろなサービスをつくっていくのでしょうか。
「まず1点目についてです。ラグビーワールドカップやオリンピックが開催される中で、十分な数がない中でラグビーワールドカップに協力する関係で、スタジアムの活用で今シーズンは頭を悩ませています。今シーズンに関してはFUROSHIKIもまだ実験段階なので全てを解決することはできませんが、利便性の低いスタジアムで試合をやらなければいけなかったり、多くのサポーターの方がひと月に何回もアウェイにいけない方がいる中で、(FUROSHIKIを使って)遠隔地で十分迫力のある試合映像を提供できるので、そういう意味ではスタジアム問題を克服する有効な手段の一つになりうるのかなと思います。
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