Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

FUROSHIKIの本格運用について「複数年かけながら時代の変化をキャッチアップして、段階的にリリースしていく(JMP出井社長)」~Jリーグデジタルアセットハブに関する会見(7)~

3月14日、JリーグとオフィシャルテクノロジーパートナーのNTTグループが、スポーツデジタルメディアアセットハブ「JリーグFUROSHIKI(Jリーグふろしき)」の構築に関する会見を開いた。

Jリーグからは村井満チェアマンのほか、Jリーグメディアプロモーション出井宏明社長、日本電信電話株式会社(以下、NTT)澤田純社長、新ビジネス推進室長2020準備担当の栗山浩樹氏が登場した。
今回から数回に分けて、会見の様子などをお届けします。

(6)はこちら

Jリーグのリリース
NTTのリリース

Q:(村井チェアマンへ)FUROSHIKIは今シーズンから開発に着手するということでしたが、基本的にはアジャイル(※)で進んでいるとは思うのですが、完成系はいつになるのかわからないのかもしれませんが、本格運用はいつから始まるのでしょうか?

「デジタルの世界は私どもよりも皆さんの方が専門かもしれません。本当に技術革新が激しくて、私がチェアマンが就任した際に、OTTサービス(※)であったり、全試合がインターネットで配信されたり、予想していなかったものがすでに現実のものとなっています。我々はPDMCAと言っていますが、PDCAの 間にミス(Miss)を置こうと。デジタルスタジアムは本年度から本格稼働となります。ですので5/12の神戸vs鹿島戦では、FIFAオフィシャルの水準までいけるかわかりませんが、できるかぎりの本格稼働だと思っていますし、データのスタッツ等々についても日々バージョンアップしてこうというのが、一つの経営のスタンスです。2016年~2018年の3年間で集める作業をして、ある程度集まってきたので、今後は包むと届けるについては、同時進行で行こうというのが今の判断だとお考えください」

(残り 1440文字/全文: 2180文字)

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