Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

J来場者の平均年齢は41.9歳、同伴者を含めると36.4歳。日本国民の平均年齢(47.3歳)より低く、プレミアリーグ(41歳)とほぼ同じ。~2018年シーズンのスタジアム観戦者調査メディア報告会より(1)~

2019年1月31日、Jリーグは2018年シーズンのスタジアム観戦者調査のメディア報告会を行った。

会見には昨年に引き続きリーグデジタル出井宏明社長らが出席し、調査の概要やトピックなどの説明を行った。

今回はメディア報告会の様子を数回に分けてコメントを中心にお届けしていきます。

各年度の観戦者調査(jリーグ.jp)

2018シーズンの観戦者調査(PDF)

○Jリーグデジタル出井宏明社長
「昨年もご説明させていただきましたが、今年も観戦者調査がまとまりましたので、トピックのところをご紹介できればと思っています。詳しい情報はお配りしている冊子がございますのでそちらをご覧いただければと思いますが、少し特徴的なところや毎年見ているところを中心にご説明できればと思っています。

▼はじめに


最初に、すでに何度かお伝えさせていただいておりますが、去年の入場者数です。こちらはリーグ戦のみの数字となっています。2017年と2018年を比較すると、昨対比106%(+58,876)という数字になっています。2018年はワールドカップイヤーで、特にJ1に関しては平日開催が非常に増えた年でしたが、それにもかかわらず昨年よりプラスという形になっています。

これは各カテゴリー別の数字となっています。赤がJ1となっています。2017年が平均で18,883人、2018年が19,064人ということで、2008年以来久しぶりに19,000人の大台を超えています。繰り返しになりますが、平日開催が多い中で平均が1万9000人を超えたことは、我々としても皆さまの応援も含めて非常に良かったと思います。

ここではリーグ戦の数字だけ出していますが、カップ戦などすべての数字を含めますと、昨年が1,059万人という数字になっています。2017年が1,078万人で若干減っているように見えますが、Jリーグワールドチャレンジという海外のビッグクラブを呼んで対戦する試合がなかった影響ですので、その影響だとご理解ください。カップ戦もJ2リーグ戦も来場者は増えています。

ただ、残念ながらJ3だけが若干下げていまして、一昨年2,613人だったのが去年2,491人と若干下がっています。以上が入場者数です。簡単に申し上げますと、来場者数が引き続き増えている中での観戦者調査の分析ととらえていただければと思います。

▼スタジアム観戦調査のサマリー

ここからがスタジアム観戦調査のサマリーです。調査方法については変わっておりません、4/21~10月15日の期間において、各クラブ指定した1試合に調査員を派遣して、集合配布法を用いた質問紙調査をしております。

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