新規観戦者の割合が一番高かった長崎の特徴について「多くの方々にコミュニティができることによって、誘い合って来ている(Jリーグ・出井氏)」~2018年シーズンのスタジアム観戦者調査メディア報告会より(2)~
2019年1月31日、Jリーグは2018年シーズンのスタジアム観戦者調査のメディア報告会を行った。
会見には昨年に引き続きリーグデジタル出井宏明社長らが出席し、調査の概要やトピックなどの説明を行った。
今回はメディア報告会の様子を数回に分けてコメントを中心にお届けしていきます。
2018シーズンの観戦者調査(PDF)
○Jリーグデジタル出井宏明社長
次に地域とコミュニティについてです。こちらも毎年ご紹介しているものです。
Jリーグがその地域にあることで、地域の皆様のお役に立てているのかという指標です。「大いにあてはまる」と「あてはまらる」で81.4%。昨年の81.8%で若干下がっておりますが、8割を超える水準を維持できています。
ちなみにクラブ別でございます。それぞれの質問項目の素点の平均を取ったものになっています。
総合1位は川崎フロンターレでございます。今年ジャンプアップしたのが、網掛けにしているのがV・ファーレン長崎で昨年25位から5位と伸ばしてきています。これは高田社長も含めて、かなり地域と密接にいろいろな形で取り組まれたことがジャンプアップにつながってきていると思います。川崎Fはこのところ常連となって常に1位か2位かという状況です。
1点だけ去年もご質問いただきましたので補足させていただきますが、こちらの中にコミュニティに関しての数字があります。
こちらの数字はサマリーレポートの6~7ページ目にあるような順位の付け方で出しているものです。素点の平均値の順位で並べています。4.7と、4.4はどうやっているのかというと、大いに当てはまるを5点、あたはまるを4点というような形を点数化した形での平均素点となります。詳しく見ていただきますと、右側にある分布%で見ると、順位が逆転している箇所がございますが、便宜的平均点で並べているものですので、ご了承いただければと思います。
次でございます。新規観戦の状況です。
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