ブッフバルト「彼ら(若い選手)はいったい何のためにヨーロッパに来るのか、それをまず考えてほしい」ジーコ「ブラジルでも同じ問題が起きています。できるだけ若い選手は、自分のいる国のサッカーに馴染んで経験を積んでから、ヨーロッパへ移籍した方が良いと思う(ジーコ氏)」~Jリーググローバルアンバサダー発表会見(3)~
6月27日、Jリーグはジーコ氏、ギド・ブッフバルト氏、ドゥンガ氏、洪明甫氏のJリーググローバルアンバサダー就任を発表。発表会見には元鹿島の選手・監督として活躍したジーコ氏と浦和で選手・監督として活躍したギド・ブッフバルト氏が登場した。
このJリーググローバルアンバサダーは、海外での影響力のるレジェンドとの継続的な関係性を再構築することで、Jリーグのすばらしさや価値を世界へPRするほか、かつて所属していたクラブでレジェンドと地域とのつながりを再構築することを目的としている。
会見での出席者のコメントを数回に分けてお届けします。
Q:ブッフバルトさん、日本人選手の評価も高まっているのでしょうか?
「昔からヨーロッパ―に来ている日本人選手のことは良く見ています。特にドイツが中心となります。最近の傾向として、若い選手がヨーロッパへ来たときに、いきなり大きなクラブに入ることがあります。それはちょっとどういうものなのかなというのが私の考えです。今来る選手は本当に若い選手が多いです。彼らはヨーロッパで試合経験を積んでいかなくてはいけないと思っています、彼らはいったい何のためにヨーロッパに来るのか、それをまず考えてほしいです。
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