大分トリニータ気鋭の「頭脳」が語るJ1再開と展望(J論)

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VAR導入の前倒しについて「来シーズン開幕前に(導入の手順に)目処が付くかどうかが最大のポイントでした。ここの目処が付いたのが早められた大きな要因です(村井チェアマン)」2019年8回目のJリーグ理事会後の記者会見より(2)

9月24日、JFAハウスにて2019年8回目のJリーグの理事会が行われ、理事会後に記者会見が行われた。

理事会後の会見の様子を数回に分けてお届けします。

(1)はこちら


○村井満Jリーグチェアマン

Q:湘南の件について、確認を含めてなんですが、調査をしているのは弁護士の方が4名ということでしょうか?
「はい、弁護士資格を持っている方です」

Q:もう1点、スケジュールの中で、早ければ9月中に答申がもらえるという話ですが、我々に例えばアナウンスしてもらえるタイミングというは、裁定委員会後という理解でしょうか?
「あくまで事実確認の調査をもって、何がしかの裁定が下るわけではありません。(答申を)いただいて初めて内容を目にするわけです。Jリーグの中でも一定程度それを読み込んで、検証する時間が必要です。仮に裁定が必要があれば、裁定する諮問委員会に諮って、そこで解答をもらってJリーグでの最終判断となります。ですので、裁定委員会までは途中段階だと認識していただければと思います」

Q:湘南の件について。Jリーグが裁定委員会に諮るということですが、基本的にはクラブに対しての裁定に及びのでしょうか?それとも個人や選手に対して及ぶのでしょうか?
「個人に及び場合もありますし、管理責任をクラブに問う場合、両方あります」

⇒調査報告書

Q:VARの件ですが、スケジュールを早めざるを得なかった理由について。時代の流れもあると思いますが、改めて導入を早めた要因を教えてください。それだけでレフェリーの問題がすべて解決するわけではないし、運用もこれからやっていってブラッシュアップしていかないといけない部分もあると思います。その辺も含めて今後のVARの活用方法についてコメントをお願いします。

「一つはFIFAを中心に、ワールドカップという頂点のゲームでのVAR導入という世界での潮流の話。我々も世界と戦っていくという中では、世界の流れを視野に入れていく必要があるということです。
AFCはまだアディショナル・アシスタント・レフェリーの6人制ですので、すべてがそうではないですけど、しっかりその準備をしておく必要があると思っています。
最終的に21年から早めた大きな理由は、これは再三申し上げている通り、VARのトレーニングがそのステップ・教科科目・内容、いろんなものが定められているIFAB(国際サッカー評議会)の手順がありましたので、そこが来シーズン開幕前に目処が付くかどうかが最大のポイントでした。ここの目処が付いたのが早められた大きな要因と考えています。

あとは、実際多くのファン・サポーターからVARを求める声があるのも事実ですし、VARがあることで、レフェリーが一定程度すべての重圧を個人が抱えるというものから、チームでシェアできるという視点もありまして、それはレフェリーにとってもプラスになる側面もあります。最終的には総合的に鑑みて、いずれ導入できるものならば急ごうと判断をしました」

(残り 1349文字/全文: 2577文字)

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