「VAR一番のポイントは『判定が正しかったかどうか』ということではないんです。『明確な間違いであったかどうかということ』なんです(JFA・小川審判委員長)」
10月30日、JFAハウスにて、第5回 JFAレフェリーブリーフィングが行われ、VARの判定が注目されたYBCルヴァンカップ決勝について、改めて解説が行われた。
ブリーフィングでは6つのシーンをピックアップし、それぞれの判定について、扇谷健司トップレフェリーグループマネジャーが、集まった記者からの質問に丁寧に答えながら解説を行った。ブリーフィングで取り上げられた6つのシーンは、下記の動画でも取り上げられている。
ブリーフィングの最後には、JFA・小川佳実審判委員長は「会場にいてヒヤヒヤしました。(札幌6人目のPKを止めたシーンについて)GKが喜んで交代選手全員がピッチに入ってしまって、もしあれが(VARによって)やり直しになってしまったらどうなってしまうんだろうなと。(やり直しになる可能性があることに)みんなが慣れていかないといけない」と取り上げられたGK新井選手のPKのシーンを例に出し、率直な感想を述べていた。
改めてVARを導入する目的について「一番のポイントは『判定が正しかったかどうかということではないんです。明確な間違いであったかどうかということ』なんです」と、VARの目的は何なのかを伝える姿が印象的だった。そして、VARの肝とも言える部分について、改めて解説した。
(残り 806文字/全文: 1594文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ