大分トリニータ気鋭の「頭脳」が語るJ1再開と展望(J論)

Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

施設基準に関するトピックス:トイレ数の不足は大幅に減少(洋式化が進む)。屋根のカバー率不足も着実に減少している~2020シーズンJリーグクラブライセンス判定結果発表および説明会より(9)~

2019年9月27日、JFAハウスにて、2020シーズンに関するJリーグクラブライセンス判定結果発表および説明会が開催された。

会見にはJリーグ経営本部クラブ経営戦略部 部長 兼 ライセンスマネージャーの青影宜典氏が出席し、説明を行った。

今回もクラブライセンス判定結果発表および説明会について、会見の内容を追いながら見ていきます。

(8)はこちら

○青影宜典 Jリーグ経営本部クラブ経営戦略部 部長 兼 ライセンスマネージャー

財務基準に関するトピックス:経営を健全化したうえで「身の丈を大きくする」努力をしていく

最後31ページになります、リーグ全体の規模感で、営業収益・スポンサー収入・入場料収入をまとめたものです。7月にご案内したとおり、2011年から右肩上がりで、2018年は1,257億円の全体の営業収益になりました。一方で営業費用も、ある程度同じ水準で増加しておりますので、2018年度は1,231億円となりました。今シーズンにつきましては、この数字を上回るのではないかと期待して、今見ているところです。

施設基準に関するトピックス:トイレ数の不足は大幅に減少。屋根のカバー率不足も着実に減少している

それから32ページになりますが、施設基準に関するトピックスをまとめさせていただきました。2012年から2019年の申請の間に、トイレや屋根のカバー率の不足がどれぐらいのスタジアムであったのかを示しています。当初はトイレでは、当時は32のスタジアムで不足しており、B等級基準に抵触している状況でしたが、ホスピタリティーの面でのトイレは、大幅に改善できています。洋式化により不足数は大きく減少しました。

それから屋根のカバー率についても、若干減っております。2017年度は21、2018年度は23と未充足数が増えています。これは初申請の秋田、水戸が初めて笠松運動公園陸上競技場をホームスタジアムとして申請を行ったので2クラブが増加しました。

実態として、既存のスタジアムの屋根の状況が悪くなったのではありません。申請クラブが増えたので、カバー率不足が増えたということです。屋根のカバー率は大規模な工事になりますし、(改修の)金額も多額に発生します。屋根の修繕よりも新設工事を考えたり、それぞれのクラブで様々な検討方法はあるのですが、トイレの改修よりは時間がかかっているということがわかると思います。

【参考】トイレ・衛生施設の改修例
日産スタジアムは、100%洋式トイレに変わりましたよ!(日産スタジアム公式)
※味の素スタジアム:ラグビーワールドカップ・東京オリンピック・パラリンピックに向けた、改修工事(車いす対応トイレの増設やトイレ(和式)の洋式化 など)(PDF)

Pikaraスタジアム メインスタンド北側トイレ洋式化工事 実施のお知らせ(2019年7月、讃岐公式)

一番下の行では「主な新設または大規模改修について」を、それぞれのスタジアムについて記しました。いよいよ2019年申請の中では京都のスタジアムが、来年いよいよ運用開始になるということで、楽しみにしております。続々と新しいスタジアムや大規模改修も合わせて、2012年から始まったライセンス制度の中で進んできている状況でございます。

パワーポイントの資料についての説明は以上です。

もう一つのお手元の資料ですが、本日は細かい説明を割愛させていただきますが、こちらは網羅的に、どのライセンスなのかや制裁対象や特記事項について、それぞれどのクラブにその内容が付けられているのか一覧表がわかる作りとなっています。
一方で右側のページから2ページ目にかけては、北から順にクラブ毎にどういった決定がなされたのかというのか確認できる資料となっています。確認したい内容について、それぞれご確認ください。私からの説明は以上です」

2020シーズン Jリーグクラブライセンス クラブライセンス交付第一審機関(FIB) 判定の概要②

(10)へ続く

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック