「FC今治の活躍が、実は日本全体の多くの地域社会に希望を与える可能性があるなと思っています(村井チェアマン)」~2019年10回目のJリーグの理事会より(3)~
11月18日、JFAハウスにて2019年10回目のJリーグの理事会が行われ、理事会後に記者会見が行われた。
今回も理事会後の会見を追いながら、その内容について見ていきます。
○村井満チェアマン
~質疑応答~
Q:FC今治について、2つ質問があります。56番目のクラブということで、チェアマンはこれまでいろいろなクラブの入会や昇格をご覧になってきたと思いますが、(今回入会した)FC今治の独自性をどのあたりに感じていらっしゃいますか?それともう一つ、JリーグにとってFC今治が加わることで、どういったインパクトを期待しているか教えてください。
「一つのサッカーをやる競技団体を完全に超えている存在に感じています。
サッカーを使って地域社会をどのように変えていくのかというテーマに正面から取り組んでいます。(日本は)人口減少が続いていますし、高齢化が進んで経済が疲弊する、そうした意味では日本のどこの行政も抱えている(問題です)。例えば東京のように人口がいたりそれなりのマーケットが存在するところではなくて、あえて違うところにゼロから作りに行っています。今治の活躍が、実は日本全体の多くの地域社会に希望を与える可能性があるなと思っています。
(残り 1920文字/全文: 2439文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ