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Jリーグ・JFAが共催で「2019インテグリティセミナー」を開催。「隠蔽するよりもこれを表に出してみんなで無くしていく方向で臨んでいった方がいい(村井チェアマン)」

12月18日、東京都内でJリーグとJFA(日本サッカー協会)が共催で「2019インテグリティセミナー」を開催した。

このセミナーは、Jリーグ・Jクラブの組織ガバナンス向上によるスポーツインテグリティの確保を目的として行われており、今回で5回目。
過去には八百長防止やハラスメント、不正経理に対する対策のセミナーを実施してきたが、今回は「スポーツ団体ガバナンスコード」や各種規約・規定の最新情報・動向などを通じて、これからのJリーグ・Jクラブに求められるインテグリティやコンプライアンス意識を学ぶ」ことで、「インテグリティやコンプライアンスとは何なのか全体俯瞰する(村井チェアマン)」ことを目的としている。

インテグリティとは:Jリーグ公式サイト

今回のセミナーには、Jリーグ55クラブのコンプライアンスオフィサーを中心に、Jリーグの幹部職員やJリーグ百年構想クラブの関係者など120名が参加。このうち一部がメディアにに公開された。

会の冒頭で、Jリーグ村井満チェアマンは次のように挨拶した。
「スポーツ界では、昨年アメフトで悪質なタックル事件に端を発して、ボクシングやテコンドーなど様々な事案が起こりました。バナンスの欠如であったり反社会的勢力との付き合いであったり、Jリーグでも監督によるハラスメント行為がありました。こうしたものは最近厳しくなってきたなと皆さん感じる側面があるのと同時に、スポーツが世の中的に評価され期待されたその反動が、まさにこうして出てきているのかなと思います。我々が努力してスポーツを盛り上げていく裏側には、常にこういったことがあると自覚しながら経営していきたい」と述べた。
また「Jリーグのハラスメント窓口には今年70件くらいの内部通報がありました。この数は昨年比10%くらい増えています。今後は些細のことでも相談が寄せられるかもしれません。隠蔽するよりもこれを表に出してみんなで無くしていく方向で臨んでいった方がいいと思っています」と現状についても説明した。

セミナーでは、インテグリティのほかJリーグ規約の改定内容の説明や、スポーツ団体のガバナンスコードについての講演のほか、パワハラ防止研修・指導者向けセーフガード研修などが実施された。

独立行政法人日本スポーツ振興センタースポーツ・インテグリティユニット等担当理事の勝田隆氏による「今、何故『インテグリティなのか』~競技団体が注視すべき視点から紐解く~」講演も行われた。

リスペクト/JFA懲罰規定の改定について説明を行った、JFA松崎康弘常務理事(JFAリスペクト・フェアプレー委員会委員長)

 

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