「Jリーグは女性の比率が非常に高いのが特徴。(女性への訴求を)クラブと一緒になって進めていきたい(木村専務理事)」J.LEAGUE PUB Report2019発行に関するメディアブリーフィングより(11)
2019年12月23日、JリーグはJFAハウスにて、J.LEAGUE PUB Report2019発行に関するメディアブリーフィングを開催した。
ブリーフィングでは、村井満Jリーグチェアマンが全体の総括を行ったほか、原博実副理事長がフットボールの分野を、木村正明専務理事が事業領域、米田恵美専務理事が財務と社会連携について、それぞれの分野別に振り返った。今回から数回に分けてブリーフィングの様子を出席者のコメントを追いながらお届けします。
○木村正明専務理事
「事業とクラブ経営を担当している木村です。
私は名もなき地方クラブでいちから始めて1万人を集めようと地域の皆様と喧々諤々しながら(集客について)実践してきました。Jリーグがこれから2030ビジョンを達成していこうとする中で、J1全体で2万4千人―J1が全て満員になった時の平均入場者数―を目指しています。これを達成するためにどうするべきかということを、就任以来クラブの皆様と一緒に会話を続けてきました。
見たい選手がいれば、この目標はかなり比較的簡単に達成できます。イニエスタ選手やトーレス選手の影響が間違いなくありました。一方で強化の現場では熾烈な競争に晒されています。見たい選手を現場がそのままとるかどうかは別の判断が働く可能性があります。我々としては、見たい選手がいれば一番いいですが、そうでない場合でも満員を目指すためにはどうすべきかということをクラブの皆さんとずっと話し合ってきた(就任してからの)この1年半でした。2030年には熱狂のスタジアム、国内最高のスポーツエンターテイメントを目指して行きたいと思っています。
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