天皇杯の日程の前倒しについて「選手会から再三に渡って（シーズン終了のタイミングを揃える）要望をいただいていますし、数多くのJクラブからもそういった声が出ています。（村井チェアマン）」～2020年1回目のJリーグの理事会より（2）～

2020年02月05日 17時00分　
カテゴリ： ニュース解説 • Jリーグ理事会後の会見 • 記者会見

1月30日、JFAハウスにて2020年1回目のJリーグの理事会が行われ、理事会後に記者会見が行われた。

今回も理事会後の会見を追いながら、その内容について見ていきます。

○村井満Jリーグチェアマン

Q:今日の資料の件ではないですが、日程の件について。JFAでは先月の臨時評議員会で田嶋幸三現会長が次期会長予定者になり、JFA会長に再任される見通しです（※JFAニュース）。これまで田嶋会長は常々（秋春制）シーズン移行について（移行すべきだと）おっしゃっていましたが、『今回の任期中にはシーズン移行については自分から言う事はない』ということをおっしゃっていました。ただ今回の元日に天皇杯を戦った鹿島のようなケースを鑑みて、Jリーグ側の考え方として、シーズン移行について視野に入れて考えていこうと考えていることはありますか？

「一昨年、JFAとJリーグでフットボールの枠組みを議論する将来構想委員会の場がありました。数多くのメンバーで1年間を費やして議論してきましたと認識しています。そして決議としてはシーズン移行は行わないという決定をしたと思います。

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