「Jリーグとしては(シャレンの)ノウハウの共有をリーグが作ることが大事かなと思っています(米田専務理事)」~J.LEAGUE PUB Report2019発行に関するメディアブリーフィングより(20)~
2019年12月23日、JリーグはJFAハウスにて、J.LEAGUE PUB Report2019発行に関するメディアブリーフィングを開催した。
ブリーフィングでは、村井満Jリーグチェアマンが全体の総括を行ったほか、原博実副理事長がフットボールの分野を、木村正明専務理事が事業領域、米田恵美専務理事が財務と社会連携について、それぞれの分野別に振り返った。今回もブリーフィングの様子を出席者のコメントを追いながらお届けします。
○米田恵美専務理事
Q:(先ほど紹介された)川崎フロンターレの事例は素晴らしいなと思いましたが、ある程度規模があるクラブで、こういったノウハウを持ったクラブだからこそできたことなのかなと思います。例えばJ2やJ3のクラブではお金もそうですがマンパワーが足りないという現実があります。その中でどういったサポートやアドバイスをしていこうとお考えでしょうか?
「今回紹介した事例は大型のプロジェクトでして、J2やJ3でも事例が生まれています。これは以前からやっていたことですが、新潟や富山がやっている病院ビューイングは、元々サポーターの皆さんの発案でやってきたものです。当然DAZNさんとの権利調整などは発生しますが、クラブの労力はほぼかかっていないと言われています。『マンパワーをたくさんかけなくちゃいけないプロジェクトじゃないものもあるよ』とか、『今までやっているホームタウン活動をこういう切り口で発信しませんか?』みたいなものを言っている事例もあります。
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