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【ニュース】第3回新型コロナウイルス対策連絡会議を開催し、提言が発表される。「こういった提言をさせていただくのは初めてのこと。これは将来のオリンピックやパラリンピックにもつながっていく。有効に役立てていただきたいというのが、私たち専門家の思いです(専門家チーム・賀来座長)」

3月12日、JFAハウスにて第3回「新型コロナウイルス対策連絡会議」が行われた。その後記者会見が行われ、3人の感染症専門家とNPB(日本プロ野球組織)斉藤惇コミッショナー、村井満Jリーグ チェアマンが出席した。

会見では今回の会議の提言がまとめられた「日本野球機構・日本プロサッカーリーグにおける新型コロナウイルス感染症対策」が発表された。

「日本野球機構・日本プロサッカーリーグにおける新型コロナウイルス感染症対策」の「提言はこちら(jリーグ.jp)

村井満Jリーグチェアマンは今回の提言について「新型コロナウイルス感染症対策という、日本全体にぜひ知ってほしい共通財産となる提言をいただけたと思っています。みなさんぜひしっかり受け止めていただければと思います。これを受けて、プロ野球・Jリーグ共にこの提言をしっかりと受け止めて準備を進めていきたいと思っています」と挨拶。

座長を務める東北医科薬科大学・賀来満夫教授は「こういった提言をさせていただくのは初めてのことです。屋内外のスポーツを含めて、この中には選手や関係者、観客を守ろうとする感染リスクを下げていく提言になっています。これは将来のオリンピックやパラリンピックにもつながっていくと思います。そういったものに有効に役立てていただきたいというのが、私たち専門家の思いです。ぜひご活用いただきたいと思います」と力を込めてコメントした。


会見場ではマスクの着用、アルコール消毒薬のほか、問診票の記入、赤外線サーモグラフィカメラによる検温などの対策が実施された。

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