Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

【ニュース】大会成立の基準について「各リーグ全試合数の75%を実施し、かつ各クラブの試合数が50%を超えること」。大会不成立の場合は昇格や賞金はなし。

本日午前、第3回の臨時実行委員会がWEB上で行われ、午後にメディアブリーフィングが行われた。

今回は、新型コロナウイルス対策に関する4つのプロジェクト(試合日程、競技運営、観戦環境、財務)のプロジェクトリーダーがそれぞれ説明を行った。

その中で、競技運営について、プロジェクトリーダーの窪田慎二氏から、昇格関連と、大会の成立・不成立についての説明があった。

まず昇格関連については

・昇格はリーグ戦上位2クラブ
・J1からJ2の昇格については、昇格プレーオフは開催しない
・当該リーグのクラブライセンス判定を受けていない場合は昇格できない。また3位以降の繰り上げはしない

また、大会成立について「前提として全試合実施を目指す(窪田氏)」としながらも「選手やチーム関係者感染者が出た場合、一定期間チームから離れなければいけないような事態が想定されます。そういった場合は試合を延期して代替日程を設定することを考えるが、そういったことが設定できないことも想定されるので、基準を設けることになりました」

【大会成立の基準について】
・各リーグ全試合数の75%を消化かつ各クラブの試合数が50%を超えること

この基準を満たさない場合は大会不成立となり順位決定は行わないこととなる。また昇格は行わず、賞金も支払わず、各種表彰なども行わないという事が確認された。

なお、今回の決定については「全て今後の理事会での承認事項となるが、今回の臨時の実行委員会での共通認識が取れた(窪田氏)」と付け加えられている。

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