Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

【解説】Jリーグの寄附金募集開始について「今回のコロナ禍の中で、複数の方々から寄付を申し出ていただいたのですが、まだ整備されていませんでした(村井チェアマン)」

7月16日、Jリーグの2020年度第7回の理事会が行われ、理事会後WEB上で記者会見が行われた。

この中で、リリースされた『Jリーグの寄附金募集開始について」について、村井満チェアマンが説明した。

まず寄付の現状について「Jリーグは公益法人ですので、Jリーグの事業そのものが公益に資すると思って活動しています。世の中にはこうした公益法人に対して寄付や支援をしたいとお申し出をいただくこともありました。ただ今まではそういった方々思いを受け付ける寄付の窓口や扱いなどの情報の開示が丁寧にされないままきていました。
今回のコロナ禍の中で、複数の方々から寄付を申し出ていただいたのですが、まだ整備されていませんでした。前回の理事会で、理事のメンバーから寄付口座について整備した方がいいとご意見をいただき、今回寄付の窓口を設置させていただきました」と今回の経緯を説明。
また寄付の種類を一般寄付とした理由については「何か特定の使途を限定したものではなく、Jリーグの活動そのものに幅広く活用できるような内容の寄付にさせていただきました」とその意図について答えた。

また、Jリーグの寄付金の取り扱い規定について、「2条の定義で①一般寄付金、②特定寄付金、③特別寄付金という3種類の寄付金を頂ける形を整えていたのですが、これをどこにも示しておらず、このたびコロナのこともありいろいろな方からご興味を持っていただきお申し出もいただきましたので、一度ちゃんと整理をしようということで、窓口としてHPに募集要項を載せさせていただきました」と木村専務理事が補足説明した。

※寄附金等取扱規程(PDF

Jリーグ公式サイトでは、16日から寄付の振込先や税制上の優遇措置、注意事項がまとめられている寄付の受付窓口HPを開設している。

Jリーグへの寄附をお考えの方へ

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