Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

【ニュース】2021年シーズンからJリーグオフィシャルネーム&ナンバーを導入。全クラブの背番号と名前の書体を統一する理由とは?「(ファン獲得の)一番の入り口である背番号や名前の視認性が非常に低いことを、当初から認識していました(村井チェアマン)」

9月15日、Jリーグの2020年度第8回の理事会が行われ、理事会後WEB上で記者会見が行われた。

今回の会見では、2021年シーズンから採用されるJリーグオフィシャルネーム&ナンバー導入についての説明に多くの時間が割かれた。

リリース:Jリーグオフィシャルネーム&ナンバー導入について ~2021シーズンから全クラブの選手番号・選手名の書体統一を決定~

会見では、足掛け2年に渡る議論を行ってきた導入に向けた意図や主旨について村井満チェアマンが説明を行った。


○村井満チェアマン
「一般では、商品サービスの改善や改良については、顧客・消費者のライフスタイルの変化に合わせて適応していくものと考えています。この間、サッカーを取り巻くライフスタイルも大きく変化していると認識しています。
2017年からインターネットでの配信となり、DAZNでの中継をすることになりました。それまではサッカーに触れる機会は、多くの方がスタジアムや家庭のTVだったわけですが、この間スマートフォンやPC、タブレットなど、TV以外の様々なデバイスで視聴される方が急激に増えました。また視聴される空間も一定程度の照明の中でのスタジアムや家庭とは違って、タクシーや電車の中や、例えば日の光が強い中や、自分が動いていて手で持ちながら振動する中で視聴される方々が増えました。いつでもどこでも見られるという、当初の想定通りサッカーを見ることへの環境変化が起こってきたわけです。

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