Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

【ニュース】タイ・バンコクでJ1全クラブ選手が登場したラッピング列車を運行開始。

11月11日(水)JリーグはWebで「2020年度第2回 Jリーグ茶話会」を開催した。これは、Jリーグの各分野の担当者がそれぞれの活動内容や近況について説明や意見交換を行う会で、今回は「Jリーグのデジタルマーケティング戦略について」がテーマとなった。(詳細は後日お届けする予定です)

茶会に先立ち、海外での展開や放映権交渉を担当している(株)Jリーグ・グローバルカンパニー部門の小山勉氏が、今月7日から実施されている「タイ・バンコクでのJリーグ・ラッピング列車の運行」についての概要を報告した。
このラッピング電車は、11月7日から12月20日のJ1が閉幕するまでの間、バンコク市内で運行されているBTS(スカイトレイン)で見ることができる。

今回電車のボディに描かれているのはチャナティップ(札幌)やティーラトン(横浜FM)ティーラシン(清水)といったタイ人選手はもちろんのこと、イニエスタ(神戸)、ランゲラック(名古屋)、槙野智章(浦和)オルンガ(柏)、宇佐美貴史(G大阪)、清武弘嗣(C大阪)、中村俊輔(横浜FCなど)J1の全18チームから選ばれた各1名ずつ描かれている。ボディには18クラブの選手と共に『アジアNo1のJリーグを見よう』と書かれている。

今回のプロモーションの背景について小山氏は「Jリーグでは、今タイの選手が活躍していることもあり非常に人気が上昇していて、タイの方の2人に1人が関心を持っています。サッカーファン以外の方にもJリーグを知ってもらいたい」と、その狙いについて説明。

タイ人選手だけではなくJ1の各クラブの選手を起用した理由については「どうしてもタイ選手を中心に注目が集まるのですが、タイ人選手以外のJリーガーも知ってもらいたいという思いがあり、全クラブの選手名を入れて露出しています(小山氏)」

現地でもJリーグが毎週放送されており、放送局の告知を入れながら『Global Icons, Local Heroes, This is J.LEAGUE.』と告知。また駅構内の広告のほか、タイ国内では50台位のトラックにも同様のラッピングしたトラックが全国で走り回って告知活動を行っている。

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