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【ニュース】Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインを3点改定。①イベント開催制限等に関する政府方針の更新②ビジターチームの対応フローについて③検査に関して(復帰時の抗原検査(定量)を導入)

11月30日、臨時実行委員会後行われ、その後記者会見がWEB上で行われた。

今回の実行委員会では、Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインの改定が決まり、改定内容についてJリーグの仲村健太郎氏が説明を行った。

改定内容は①イベント開催制限等に関する政府方針の更新②ビジターチームの対応フローについて③検査に関して(復帰時の抗原検査(定量)を導入)

説明は以下の通り。


○Jリーグ 仲村健太郎氏
「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインの変更について説明させていただきます。3点あります。

1点目、イベント開催制限等に関する政府方針の更新ということで、11月25日に政府より方針の更新が出されました。


入場者数に関して、具体的に制限を強める方針ではないものの、市中で拡大している状況を踏まえまして、地域の感染状況に応じて都道府県知事の判断でより厳しい制限を課すことも可能という方針が出されました。
本日の臨時実行委員会でも、こちらの情報を共有させていただき、クラブと自治体で緊密に連携していただくことを各クラブに共有させていただきました。

2つ目はビジターチームの対応フローについてです。

11月に入って、Jクラブでも数クラブ陽性の事例が発生しています。ビジターに移動する際に、こうした事例を踏まえて、移動前に発症した場合、移動後に発症した場合、移動時の留意事項を別途ビジターチームの対応フローを整理させていただき、クラブへ共有されていただきました。
この対応フローを参考に、クラブには対策に努めていただくことになりますが、随時運用しながら見直しを図っていきます。

3つ目、検査に関してです。


現状は公式検査で陰性を得ることが試合エントリーの条件となります。さらに自主検査で陰性を得て、エントリー資格認定委員会に申請すてエントリー資格を得る道もあります。
公式検査では、検査手法としてPCR検査を原則導入していますが、自主検査に関しては今後 PCR 検査に追加して、同等の検査制度があると言われている抗原検査(定量)で陰性を得ることでのエントリーも可能となります。
というのも、退院直後は陽性が継続して出やすいという事も考えられるため、より安い価格で早く結果が出る抗原検査(定量)を導入することでクラブの負担を少しでも減らしたいという改定の内容となります。
なお、抗原検査(定性)もありまして、こちらは簡易キットでの検査になりますが、こちらではエントリーの資格としては認められないこととなります」

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