Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

【ニュース】オフィシャルネーム&ナンバーの欠品により、新ユニフォームの納期が開幕に間に合わない可能性についてのお詫びと報告をリリース。「リーグとしては一日でも早くお届けできるように努めていきます(村井チェアマン)」

2月12日、第2回臨時実行委員会が行われ、その後メディアブリーフィングが行われた。


○村井満チェアマン
「3点目、これは非常に重要な事案です。
実は今シーズンからJリーグは、選手の背番号、そして名前のフォントを統一することを決めています。また、ピッチ上の選手だけではなく一般のお客様のレプリカユニフォームにも、統一フォントの利用を想定しておりました。実際目的とするところは、多くのお客様がスマホでサッカーを観戦するので、小さい画面でも選手の背番号や名前の視認性を高めていくために、クラブが個々のフォントを使うことよりも、統一してより見やすさを共通化することを、今回Jリーグは選択しました。また色覚に特徴のある方にとっても、色具合によっては見にくい方もいらっしゃるので、ユニバーサルデザインという形で、色調も5色に合わせてフォントの統一をしました。


これに向けて準備してきたわけですが、一部のお客様に納品が遅れる可能性があることを、今日クラブにお伝えしました。

2021Jリーグオフィシャルネーム&ナンバー付ユニフォームをご購入いただいている皆さまへのお詫びとご報告(Jリーグ)

この責任は、元々全ての責任を負うのが公益法人であるJリーグです。公益法人のJリーグが(株)Jリーグにナンバーやシートの制作を依頼し、そこの物流の管理、制作から配送まで(株)Jリーグに移管していましたが、(株)Jリーグ側のプロセス中で一部遅れる可能性があることがわかりました。現状について、クラブに対して事実関係を説明しました。それと同時に、お客様に対してお詫びの文章を配信させていただいております。

この内容については、メディアの皆様に初めてお伝えしますので、この概況について、またお詫びの内容について木村の方から少し補足させていただきます。その後、制作に携わった(株)Jリーグの小西社長にも一言コメントさせていただきます」


○木村正明専務理事
「ネーム&ナンバーについては、さきほどHPにコメントを出しましたので、共有していただければと思います。
海外のリーグ、例えばプレミアリーグとかラリーガ、リーグアンでは、スマホを意識して選手の背番号やネームのフォントを統一し、スマホでどの選手がプレーしているのか、顔と名前と番号が一致するような形でフォントを統一していて、私共もフォントの統一を進めて準備を進めてまいりました。

(名前と背番号の)シートの作成については、Jリーグの方で行うと進めていてクラブにお約束していました。しかし複数の要因により、一部のネーム&ナンバーが欠品していて、Jクラブへの供給が想定よりも遅れています。これによって、最終顧客であるサポーターの皆様に遅れる可能性が出ております。最終顧客のお客様はもちろん、直接販売されるのはクラブの皆様になりますので、JクラブやJオンラインストアにご注文いただいたお客様を対象に、遅れが生じることについてクラブの皆様にお詫びと現状報告をさせていただきました。当然リーグとしては一日でも早くお届けできるように努めていきます。また本日HPにコメントを出したことによって、いろいろな問合せが出てくる可能性がありますので、Jリーグオンラインストアでも窓口を設けておりますし、Jリーグでも窓口を設けて、お客様への対応をしていきたいと思っています」

○村井チェアマンが補足
「現状について、マネジメントする立場である公益法人Jリーグの私と(株)Jリーグの小西の連名で今回のお詫びのリリースを出しました。開幕を大変楽しみにしているお客様、Jリーグをずっと支えていただいているお客様に、納品が遅れる可能性があることに対して本当に申し訳なく思っています。私自身の管理・監督不行き届きもあろうかと思います。この場を借りてお詫び申し上げます」

○(株)Jリーグ 小西孝生社長
「このたびは、我々に十分な時間があったのにもかかわらず、各種見通しの甘さがあり、開幕前のユニフォームの到着を心待ちにしていただいている多くのファン・サポーターの皆様に大変申し訳なく思っています。深くお詫び申し上げます。一刻も早く商品をお届けできるように、(株)Jリーグ社員一同、最大限努力します」

※村井チェアマンが補足
「実際、ネーム&ナンバーの制作は海外で行っています。品物自体が日本に到着する見通しは立っています。ここから鋭意開幕に向けて圧着会社の方にお届けして圧着作業をしてお客様の元にスピーディにお届けるべく、全社を挙げて取り組んでまいります」

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