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【ニュース】Jリーグの第8回実行委員会を実施。U24代表へエール。「今後の日本サッカーを左右するような大一番ですから、悔いの残らないように最大限の準備をしてやってほしい(原副理事長)」

8月2日、Jリーグの第8回実行委員会が行われ、その後WEB上で記者会見が行われた。

今回の会見では、現在開催されている東京五輪のU24日本代表の戦いぶりについて触れ、原副理事長は「今後の日本サッカーを左右するような大一番ですから、悔いの残らないように最大限の準備をしてやってほしい(原副理事長)」とエールを送ると、村井チェアマンは「U24日本代表に選手を輩出しているクラブだけではなくピッチで対戦してしのぎを削ってきたクラブにも感謝申し上げました。Jリーグ全体で戦っていることを実行委員会の皆さんと気持ちを新たにしました」と言及。明日行われるスペイン戦に向け戦う選手たちにエールを送った。


○原博実副理事長
「一昨日、(準々決勝の)ニュージーランド戦は私もTVの前でずっと応援していました。特にPK戦になった時に、大丈夫かなという思いがありましたが、みんな冷静に決めてくれました。それから今大会本当に安定しているGKの谷選手がスーパーセーブをしてくれて、良く勝ち上がってくれたなという思いです。改めて準々決勝を勝つことが簡単じゃないなと思いました。予選リーグ3勝しているとか関係なく、相手も日本の良さである遠藤選手や田中選手をつぶしてきたり、相手も徹底してきているなと感じました。
(準決勝の)相手はスペインですので、ここからは強い相手しかしません。ですけど、本当にここからだと思います。2012年の時は、僕もロンドンへ一緒に行っていましたが、グループリーグから全勝できて、メキシコ戦で先取点を取った後逆転されて負けてしまいました。あと2試合やれるということはありますが、次のスペイン戦に持っている力を全部出しきって欲しいです。スペインも準々決勝のコートジボワール戦では終了間際に追いついて延長戦で逆転するという試合をやっています。1発勝負ですからスペインにも勝てるチャンスはあると思います。ロンドン五輪の時に悔しい思いを一緒にした吉田選手や酒井選手がその経験を伝えていると思います。
やっぱり先取点がカギを握るだろうなと思います。ここまで日本は先に失点していませんが、スペインは失点も結構多いので、できれば先に入れた展開で進めていきたいです。仮に先制されても日本の今の力をもってすれば交代で出る選手も力がありますしやってくれるんじゃないかと思います。本当に今後の日本サッカーを左右するような大一番ですから、悔いの残らないように最大限の準備をしてやってほしいです。

CFや左サイドを誰にするのかとか、冨安選手が(出場停止で)出られないのは痛いですが、それは相手も同じです。何しろ日本の良さを全面的に出しきってほしいですし、全力で応援したいと思います。そして決勝へ行ってくれればなと思っています。コンディション的にはいい選手もいると思うので、スペイン戦を全力で戦ってほしいです」

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