Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

【ニュース】来季に向けたガイドラインの改定の大枠についてクラブと合意。「本来であればガイドラインの中でも水際に関する緩和策についても提示できる予定でしたが、今回はそこまでの言及ができない状況でした(村井チェアマン)」

11月29日午後、Jリーグの第11回実行委員会が行われ、その後WEB上で記者会見が行われた。

本日の実行委員会では、以下のような来シーズンに向けた新型コロナウイルスのガイドラインの改定・反映の大枠が決議され、それについてJリーグ仲村氏が説明を行った。

【参考資料】政府の最新イベント開催方針に対するJリーグの対応方針(Jリーグ配布の資料)

その後、村井チェアマンが次のようにコメントした。

〇村井満チェアマン
「昨日、私は群馬の方へ行っていました。磐田の優勝が決まり京都のJ1昇格が決まりました。全体を通して最終節まで数多くのドラマが持ち越されています。J1の方は(ストレートインできる)3位までのACL圏内までは確定していますが、残留をめぐっては、湘南、清水、徳島の戦いが最終節までもつれこんでいます。また天皇杯では、浦和、C大阪、川崎、大分がACLの出場権をかけて戦いますが、その結果次第では4位以内までチャンスもあることで、鹿島と名古屋による4位争いも最後までもつれている状況です。

J2については上位の確定はしているものの残留争いが大変シビアな状態になっています。群馬、金沢、大宮、相模原、北九州と、複数のクラブが最後の最後まで残留をかけた戦い最終節まで望んでいます。

J3の方は優勝争いが最終節までもつれていますので、優勝セレモニー対応についても手分けして対応することになると思います。
いずれにしても、長丁場でこの2021シーズンを戦ってきましたが、最後の最後まで全力を尽くしてクラブの皆さんには戦っていただいています。そういう意味では6日のJリーグアウォーズでは今シーズンを戦った選手を称えたいと思います。

また仲村の方からはコロナウイルスに関するガイドラインの修正・改定について説明させていただきました。

今日の専門家会議でもありましたが、オミクロン株の脅威が語られている状況です。本来であればガイドラインの中でも水際に関する緩和策についても提示できる予定でしたが、今回はそこまでの言及ができない状況でした。いずれにしても100%のお客様をお迎えする安全計画行動指針や開催方針については来シーズンからになりますので、まず今シーズンいい形で締めくくってから来シーズンにいい形で迎えられればと思っています」

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