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【ニュース】Jリーグの選手育成プロジェクト「Project DNA」2021シーズン総括に関するメディアブリーフィングを実施。「後戻りしないように属人的ではなくしっかりとクラブの財産として語り継がれるような体制を構築しようというのが共通目的でした(村井チェアマン)」

本日、JリーグはJリーグの選手育成プロジェクト「Project DNA」の2021シーズン総括に関するメディアブリーフィングを実施した。

メディアブリーフィングではJリーグフットボール本部フットボール企画戦略部テクニカルダイレクターコンサルタントのテリー ウェストリー氏が登場し、「Project DNA」の内容について説明を行った。

ブリーフィングの冒頭、「Project DNA」に強い思いを持つ当事者として村井チェアマンがJリーグの育成改革をテリー氏に託した背景について、次のように説明した。


○村井満チェアマン

「2018年のロシアワールドカップの際に、ご存じのようにイングランドが大躍進を遂げました。ベスト4に入りしかもチームは一新して若返っていて、私にとっても非常に画期的だったのですが、ワールドカップの前年に行われたU17ワールドカップとU20ワールドカップという2つのユースの世界大会が開催されましたが、両大会共にイングランドか優勝するという大変な快挙を成し遂げました。
私たちのフットボール本部は、このイングランドの改革の背景に何があったのかをずっと丹念に調べていったところ、テリーさんの存在に行き当たることとなりました。

私は2018年のワールドカップの直後にイングラウンドへ飛んでテリーさんと面会させていただく機会を得ました。テリーさんのバックの中には、『EPPP』というエリートプレーやパフォーマンスプランというイングランド改革の指南書がありました。どのように変えていくのか工程まですべて言語化されていました。これが私にとっては非常に衝撃でしたので三顧の礼ではないですが日本に来て育成改革をしてほしいとお願いしました。

イングランドからの借りものではダメで、日本の風土や文化に合って、高体連や大学などの様々な育成機関があることを前提にして、テリーさんに日本に来てもらって日本の地で改革プランを実行してほしいとお願いして、19年から来日していただいて指揮を執っていただきました。3年間のうち2年間がコロナ禍にまみえる状況となりましたが、Jリーグとしては大きな育成改革へ舵を切ることができました。

大きなポイントとしては『再現性』と言われているものです。Jクラブの中でも育成に定評のあるクラブもありましたし、育成力を持つコーチもいました。けれども属人的で抽象的であるそういった人が変わってしまうと、クラブの育成プランも元に戻ってしまう繰り返しを日本はしていました。後戻りしないように属人的ではなくしっかりとクラブの財産として語り継がれるような体制を構築しようというのが共通目的でした。今日その輪郭がお伝えできることとなっています。今年の3月で私はチェアマンとしての立場を離れますが、テリーさんに育成改革を託しました。
日本人の皆さんにわかりやすく言えば、57クラブそれぞれに大谷翔平選手や八村塁選手のようなタレントが出てくる、これが百花繚乱、地域や風土、クラブ文化を担うような画一的ではなく多様なタレントが出てくることこそJリーグの繁栄だと確信しています」

育成について「フットパスによってクラブ毎の具体策の青写真を描き始めたのが2018年の大きな出来事(Jリーグ・村井チェアマン)」~J.LEAGUE PUB Report 2018発行報告会より~(2)

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