「このビジョンは日本サッカー界のためにあります。そして選手、クラブ、リーグ、日本代表の未来です。またサポーター、スポンサー、そして日本社会全体の未来です(テリー ウェストリー氏)」~「Project DNA」2021シーズン総括に関するメディアブリーフィングより(4)~
1月7日、JリーグはJリーグの選手育成プロジェクト「Project DNA」の2021シーズン総括に関するメディアブリーフィングを実施した。
メディアブリーフィングではJリーグフットボール本部フットボール企画戦略部テクニカルダイレクターコンサルタントのテリー ウェストリー氏が登場し、「Project DNA」の内容について説明を行った。
数回に分けて、テリー ウェストリー氏による説明を見ながら、Project DNAについてみていきたい。
※Jリーグの育成改革をテリー氏に託した背景についての村井チェアマンの説明はこちら
○テリー ウェストリー氏
続いて教育です。
教育でのビジョンとしては、全てのアカデミーのフルタイムの教育スタッフが継続的な教育プログラムを構築し、エリートな選手ケア&教育プログラムを提供するというものがあります。オンザピッチそしてオフザピッチ両面において包括的な育成が重要です。また地域を理解すること、教育の重要性を理解すること、社会での役割を認識することが重要になります。
『よのなか科』と呼ばれる新人研修やキャリアパスプログラムを実施してきました。新人研修は過去日本に滞在している時に参加し視察することができました。新人に対して素晴らしいプログラムを提供していること、そしてこの2年間においてはオンラインを通じて活動を継続していることについてJリーグの新人研修を提供しているスタッフに大きなクレジットがあると思います。新人研修を提供しているプログラムは、各国またはどのクラブもうらやむような非常に素晴らしいプログラムを提供できていると思います。選手教育プラットフォームの新設を通じて、選手やスタッフそれぞれの教育を継続して取り組むことができます。またOB講話などを通じて、元プロの選手が彼らの経験を選手たちに伝えることは非常に素晴らしいことだと思います。
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