Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

【ニュース】2022年度第5回の理事会を開催。ACLセントラル開催に立候補を表明。「日本のサッカー界としてACLでチャンピオンを目指す気持ちも含めて、日本でセントラル開催することを検討している(野々村チェアマン)」

4月26日、Jリーグの2022年度第5回の理事会が行われ、理事会後WEB上で記者会見が行われた。

会見の冒頭、「山形vs岡山戦の再開試合の開催概要」や「声出し応援の段階的導入運営検証試合の追加決定」などの今回の決議事項について担当者が説明を行った。
また理事会の決議事項以外では、8月に行われる予定のACLのラウンド16から準決勝のセントラル開催の開催地(現在は未定)に立候補することを表明した。

立候補した理由について、野々村チェアマンは「JリーグとしてJクラブにどういうサポートができるのか考えた時に、やはり日本で開催した方が勝つ確率を上げられるのではないかと。(中略)日韓W杯から20年経ち、若いスタッフも増えた中で大規模な国際大会を経験しておくことも、クラブやリーグにとって必ず役に立つであろうという事も含めて、多少費用はもしかしたら掛かるかもしれないがトライしたいと思いました」と語った。


○野々村芳和チェアマン
「理事会の冒頭、日韓ワールドカップが開幕してから20年ということで、(理事の)森島さんや宮本さんから年をとったなという話や日本のサッカーも前に進んでいるよねという話がありました。

またJリーグとして、ステークホルダーが集まるミーティングもあり、UEFAチャンピオンズリーグ決勝を弾丸ツアーで見に行ってきました。(開催された)パリは日本人の我々が行くとコロナが一体どこへ行ったのかという感じになりました。スタジアムの雰囲気は当然世界一の大会のファイナルなので盛り上がるのですが、改めてサッカーにおけるサポーター皆さんの存在は大きいなと改めて感じて帰ってきました。

それからもう一つだけ、これは理事会での話ではありませんが、今年ACLに出場しているチームのうち次のステージに3チームが残っていますが、ラウンド16以降がセントラル開催で行われることは決まっていますが、どこで行われるか決まっていません。その中でJリーグとしてJFAとも話をしていますが、日本のサッカー界としてACLでチャンピオンを目指す気持ちも含めて、日本でセントラル開催することを検討していることをお伝えしておきます」

その他、本日Jリーグから決議事項・報告事項がリリースされています。

詳細はこちら

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ