【サッカー人気4位】【J激論】天皇杯で”惨敗”相次ぐ。風雲…

KAGOSHIMA SOCCER MAGAZINE“カゴサカ☆”

【現在得点ランキング1位、J300試合出場達成の有田光希。「記憶に残る、幸せなシーズンにする」】

【現在得点ランキング1位、J300試合出場達成の有田光希。「記憶に残る、幸せなシーズンにする」】

 

J3得点ランキング現在1位の有田光希選手。

ゴールを決めるたび、サポーターを沸かすパフォーマンス。

Jリーグ通算300試合出場を果たし、結果と明るさでチームをけん引する30歳。

 

これまでのプロ人生で印象深い出来事を問うた答えに、心が震えた。

 

魅了するパフォーマンス

 

65日の沼津戦は、前半17分に有田選手のゴールで鹿児島が先制。そのまま逃げ切り勝利した。毎回話題になるのがエースのゴールパフォーマンス。今回は、中原秀人選手が“ネタ元”となったそう。「しっかり了承は得ていました」と笑う。

 

魅了するのは、ゴールも然り。

大切にしているのは、「ゴールのイメージトレーニング」だという。

「試合の流れのイメージというよりは、自分がどういうゴールをするのか、毎試合事前にイメージして臨んでいます」

 

海外の選手のゴール集、ゴールシーンを見て、足のどの部分で蹴っているのか、どのタイミングで蹴っているのかなどを確認。相手のウィークポイントに合わせて自分に落とし込むという。「イメージ通りにいくことはなかなかありませんが、チャンスで体が勝手に反応しています。そこが、多彩なゴールに繋がっているのだと、信じています」

 

好調の理由

 11試合7ゴール。リーグトップの結果を残しているが、満足はない。「周りに取らせてもらえているので。みんなからもらったパスを、しっかり決める。今後も高みを目指して行きたいです」。全20得点中、アシストと合わせると10得点に絡む活躍だ。

 

得点するたび、有田選手の視線はベンチへ移る。「点が入ったとき、ベンチメンバーがすごく喜んでくれているんですよ。試合中もずっと声を出してくれている。選手、スタッフ全員で戦えているというのが分かります。だからこそ、もっと点を決めたいと思うし、そういうシーンをもっともっと増やしたい」

 

印象に残る出来事とは

 Jリーグ通算300試合出場のセレモニーは天候不良で延期に。「今まで所属したクラブ、両親、今支えてくれている家族、すべての人のおかげです」と感謝する。

 

J1神戸やJ2愛媛など様々なクラブで活躍してきた有田選手に一番印象に残っている出来事を尋ねた。

「自分がゴールを決めた試合は覚えています。でも、どれが一番かはまだ分からないですね。今年、このチームで記憶に残って幸せだったな、というシーズンを送りたいです。そして、それを決定づける試合が印象深くなると思います」

 

記憶に残る試合。

それは、優勝、昇格を決める試合だろう。

「もうそこまではイメージできているので。自分が決めて、喜ぶ。ちなみにその試合では号泣しています。ゴールパフォーマンスもできないですね」

 

その瞬間、その光景を見せてくれる日が待ち遠しい。
「その日に向けて、目の前の試合を勝ち取る。一試合一試合で一喜一憂せずに、年間通して続けていきたい。苦しいときも明るく周りを巻きこんでチームを引っ張りたいです」

 

エースの覚悟が、鹿児島の明るい未来を導くだろう。

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(取材・文 平田美優)

 

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