「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【レビュー】 J1第18節川崎フロンターレ戦 「秋野が鍵となったサイド攻略」

立ち上がりの3つのプレーに、この試合の意図が見えた。

まずキックオフ直後、大谷秀和が最終ラインまで降り、3バックの左に入った秋野央樹が左サイドに広がる。秋野へ寄せる選手は誰もおらず、その隙を突いた秋野は栗澤僚一とボールの出し入れを行いながら、左のオープンスペースに川崎の陣形を押し下げるようなフワリとしたパスを入れる。

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