【無料記事】 「今まで通り1試合1試合、代表を意識しないでやっていく」(鈴木)[鹿島アントラーズ戦前日コメント] (1040文字)(2014/10/17)
J1第28節鹿島アントラーズ戦 前日コメント
4 DF 鈴木大輔
「鹿島は攻撃が縦に速い。カウンターを一番警戒しています」
―以前はトップ下を置くチームの対応には後手になることが多かったですが、現在はその点もクリアになっていますか?
「そうですね。コンパクトにして、一番嫌なのが自分たちとボランチの間のスペースががっつり空いちゃって、その間のスペースを使われるのが嫌なんですけど、ラインをコントロールできている時はそういう相手にも後ろから付けているので、コンパクトさを意識してやりたいと思います」
―ジョルジ・ワグネル選手が出場すれば、鈴木選手とのマッチアップもあるかもしれません。
「ジョルジはあまり上がってこない感じですけどね。でもクロスボールが鋭いから、中での対応になると思いますけど、そこから起点にさせないように、というかやらせたくない相手ですね。クリアしにくいボールを蹴ってくるし、流れの中で存在感がなくても一発を持っているので、そのへんは気をつけています」
―代表は追加招集でしたが、どのような感じでしたか?
「ドタバタというか、すぐに移動だったので、台風でしたし大変でした。なんとか行きましたけど」
―ブラジル戦に出場しましたが、代表戦の感想は?
「試合に出られるというところで、今回の代表は悔しい想いしかしていません。勉強しに行く年でもないでの、行くからには定位置を取りに行く意識はあったし、練習からもそうアピールしていました。出場時間が短すぎたとは思っています。試している段階だったので、試合に使ってもらえるように、代表に行ったら追加招集というのは関係ないと思っていましたから、そこ(出場時間の短いこと)に悔しさはありました。ブラジル戦はピッチ状態が良くなかったですけど、その中で、ブラジルの技術の高さを感じたし、あの芝でよくあんなにドリブルできるなと思いました」
―リーグ戦は残り7試合、鈴木選手としてはチームとして勝つことはもちろんですが、代表定着を視野に入れて取り組んでいくことになるんでしょうか?
「こうやって悔しい想いをして帰ってこられたのは自分の中ではポジティブに捉えています。今から残り試合のモチベーションにもなっていますし、自分たちが勝ち続けることでACL圏内が見えてくるというのは信じています。そっちのモチベーションもあります。ただ、本当に1試合1試合だと思っています。これまでもそうやってやってきたし、今まで通り代表は意識しないでやっていこうと思います」