「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【無料記事】【KFJルポ】 茨田陽生、3年前のダイビングヘッドを振り返る -475文字- (2015/04/20)

22日にACLで全北現代と対戦するが、現所属選手で全北現代からゴールを挙げている選手は3人いる。工藤壮人、増嶋竜也、茨田陽生だ。

茨田のゴールは2012年3月21日のグループリーグ第2戦、5-1で大勝した試合。

茨田のゴールというと、昨季の浦和戦のファインゴール、ナビスコカップ新潟戦のミドルシュート、または2011年にJ1優勝を決めた浦和戦でのGKのファンブルを誘ったシュートなど足で決めたイメージが強いが、全北戦では90+3分に珍しくダイビングヘッドを決めた。

「カウンターから(田中)順也君が抜けて、上げたボールでしたね(笑)」

ストライカーっぽい泥臭いゴールで、まるで岡崎慎司(マインツ)ばりのダイビングヘッドだった…と、こちらが言うと

「そんなすごいダイビングヘッドはできないです(笑)!」

と、真っ向否定。そしてこう続けた。

「アンカーだとゴールというよりは、自分がチームのバランスを考えながらプレーをしたいと思います」

あの時のようなゴールは別としても、チーム戦術の鍵を握るアンカーとしてグループリーグ突破に導くプレーができるか。

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