「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【プレビュー】 J1 2nd 第7節 広島 vs 柏 「勝てば勝ち点で広島と並ぶ重要な一戦」 -1638文字- (2015/08/15)

広島との勝ち点差は3。得失点差に開きはあるが、この直接対決を制することができれば勝ち点15で広島と肩を並べる。

「上との差を縮められるチャンスを自分たちで掴めるようなゲームにしたい」

この大谷秀和の言葉は、彼に限らずチーム全体の声を代弁したものだろう。

セカンドステージのみならず、年間順位でも首位に立つ広島は簡単な相手ではない。5-4-1のシステムで後方を固めながらも、鋭い縦パスから2シャドーと最前線が絡んで背後を突く攻撃や、サイドのミキッチ、柏好文の突破力を生かして外から射抜く攻撃と、ゴールを奪う術を持つチームだ。前節の鹿島戦こそ0-1で敗れはしたものの、ミキッチと柏の両サイドから際どい場面を何度も作り出していた。

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