「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【レビュー】 J1 2nd 第10節 浦和 vs 柏「影を潜めた柏らしさ」 -1527文字- (2015/09/12)

J1 セカンドステージ第10節

浦和 1-0 柏

得点:88分 高木俊幸(浦和)

●スタメン

20150911010018

茨田陽生がディフェンスラインに落ち、5-4-1の陣形を取ることは、ファーストステージの浦和戦、セカンドステージの広島戦でも見られた戦い方なので、そういう点ではプラン通りだった。しかし、この試合で問題が発生したのはボールを奪った後の展開だった。

「戦術的にはあそこからでも1つ外して攻めるということだったんですけど、その次のスペースを見つけるところ、特に左サイドの若いエドゥアルドと山中のところが引っ掛かって、エドゥアルドが前にサポートしていくような、中盤にサポートしていくような時間がなくなった。タイミングがなくなったところで枚数と時間が作れなかった」

吉田達磨監督は、柏のサッカーができなかった根本的な原因をそう説明していた。

(残り 1182文字/全文: 1533文字)

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