「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【レビュー】 天皇杯3回戦 柏 vs 愛媛 「愛媛の粘りに苦しめられたが、クリスティアーノの決勝弾で延長の末に勝ち切る」 -1794文字- (2016/09/23)

天皇杯3回戦

柏 1−0(延長) 愛媛

得点者:113分 クリスティアーノ(柏)

●スタメン

GK中村航輔、DF茨田陽生、中谷進之介、中山雄太、輪湖直樹、MF栗澤僚一、大谷秀和、武富孝介、伊東純也、FW大津祐樹、ドゥドゥ

 

右サイドで勝負を仕掛けた伊東純也が愛媛の白井康介を振り切り、ゴール前へ入れたクロスに飛び込んできたクリスティアーノのヘッドがネットを揺らした。113分(延長後半8分)、PK戦もちらついた時間帯での待望のゴールだった。

 

2回戦の奈落クラブ戦もそうだったが、一発勝負のカップ戦において下部のカテゴリーのチームとの対戦は難しい試合となる。今回の相手、愛媛もまた5バックのブロックを作りつつ、柏の最終ラインからのビルドアップを封じるために、入口を作る中谷進之介、中山雄太、大谷秀和にプレスをかけてきた。そこからサイドへ展開して揺さぶりをかけても相手のスライドが早く、中央にはスペースが生まれない。

ただ、それは想定内だった。

(残り 1382文字/全文: 1803文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ