「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【2016シーズンレビュー】 第3回 「未勝利から一転、“ヤングレイソル”の快進撃」 -2095文字- (2016/12/02)

光明が見えたのは第5節の鳥栖戦である。

「前半の内容が悪い中で、後半にしっかり立て直して良い形にして自分たちの形を作りました。さらにそこから同点、さらにPKを獲得して逆転のチャンスがあった中での勝点1止まりというのは、本当に勝点3が欲しい状況では勝点2を失ったという印象です」(下平隆宏監督)

試合は1−1の引き分け。またしても勝利を手にすることはできなかった。しかも試合終盤にはPKを獲得し、逆転のチャンスが訪れていただけに悔しいドローである。

ただ、前半はヤマザキナビスコカップの仙台戦の流れがそのまま引き続くかのような悪い流れだったが、後半から出場した大津祐樹が流れを変えた。ポイントは裏への動きだった。

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