「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【レビュー】 J1 第5節 広島 vs 柏「前線から仕掛けていくアグレッシブな意識を貫き、今季初の完封勝利で連敗をストップ」 -1895文字- (2017/04/02)

J1リーグ第5節

広島 0−2 柏

得点者:1分 大谷秀和(柏)、76分 ディエゴ オリヴェイラ(柏)

●スタメン

GK中村航輔、DF小池龍太、中谷進之介、中山雄太、輪湖直樹、MF武富孝介、大谷秀和、中川寛斗、手塚康平、大津祐樹、FWディエゴ オリヴェイラ

 

前からアグレッシブにプレッシャーを仕掛け、それで相手に外されたら一生懸命に戻る。とにかく走り、戦う。中断の2週間に高めてきた意識は、開始直後にいきなり結果となって表れた。

大谷秀和の背後へのパスに、大津祐樹が塩谷司と競り合いながら諦めることなくボールを追っていく。広島GK林卓人が良いタイミングでカバーをしたが、大津が全速力で行ったことによって林は余裕を持ってクリアできず、蹴ったボールが塩谷に当たってディエゴ オリヴェイラのもとへ転がる。ディエゴからボールを受ける形になった大谷は「試合の途中だったら打ってたかわからないけど、GKも出ていたし、立ち上がりだったので思い切って打った」というシュートが、カバーに入った水本裕貴の頭上を超えてネットを揺らした。

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