「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【コラム】 今季の8連勝と昨季の5連勝、その違いを選手の言葉から検証する -2593文字- (2017/06/09)

 

21年ぶりの8連勝で首位を堅持した柏は、ここにきて一気に注目を集めている。ただその一方で、昨季1stステージの5連勝(公式戦7連勝)を引き合いに出し、「去年と同じように、柏の勢いはそのうち止まる」という声も聞こえてくる。

昨季と今季のこの連勝には違いがあるのか。当の選手たちは何を感じて、この連勝を戦っているのか。それを検証してみたい。

まず、その点に関しては、第13節の大宮戦後に下平隆宏監督へ「昨季との違いは?」との質問が出ている。以下が、下平監督の答えだ。

去年は僕自身も監督になってすぐだったので、なんだかわからないというか(笑)、勢いで勝っていった感じだったんですけど、今年はチームが着実に力をつけているのを感じますし、選手たちが自分たちのやることを整理してやってくれているので、そういったところの積み上げはあるのかなと思います」

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