「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【レビュー】 J1 第19節 仙台 vs 柏「ユアスタの悪夢再び。5月のルヴァンカップに続き、後半アディショナルタイムの失点で勝点3が手元からこぼれ落ちる」 -1757文字- (2017/07/31)

2017明治安田生命J1リーグ第19節

仙台 1−1 柏

得点者:68分 伊東純也(柏)、90+2分 中野嘉大(仙台)

●スタメン

GK中村航輔、DF小池龍太、中谷進之介、中山雄太、輪湖直樹、MF大谷秀和、手塚康平、中川寛斗、FW武富孝介、クリスティアーノ、伊東純也

 

優勝するチームの条件として「負け試合を引き分けに、引き分けを勝ちに」という言葉が度々使われるが、ここ3試合の柏はその逆だ。最低でも引き分けで終わらなければいけない試合(鹿島、C大阪)を落とし、そして今回は勝利をつかみかけていたにもかかわらず、最後の最後で追いつかれてしまった。

1点リードで迎えた終盤にブロックを作って逃げ切りを図るのは当然の選択肢であり、守りに入ったこと自体は悪くはない。

「チームとしてブロックを作って守って過ごそうという中、あとはそれを遂行するだけの時間帯で失点は痛かった。若いチーム、若い選手の中で、はっきり言って未熟さが出た」(下平隆宏監督)

まるで、5月のルヴァンカップをデジャブとでもいうかのような悪夢のドロー。

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