「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【レビュー】 J1 第28節 柏 vs 甲府「重要度の高かった試合を落とす痛恨の敗戦。チャンスを仕留めきれず、甲府のカウンターに散る」 -1403文字- (2017/10/01)

明治安田生命J1リーグ第28節

柏 0−1 甲府

得点者:89分 ドゥドゥ(甲府)

●スタメン

GK中村航輔、DF小池龍太、中谷進之介、中山雄太、古賀太陽、MF大谷秀和、キム ボギョン、武富孝介、FW伊東純也、クリスティアーノ、ハモン ロペス

 

予想どおり甲府は自陣に引いて守りを固めてきた。しかしチャンスがなかったのかと言えば、決してそういう試合ではなかった。

21分には相手のミスに乗じて柏がショートカウンターからチャンスを作り、25分は背後へ長めのボールを入れ、相手に競り勝ったクリスティアーノがシュートを放つ場面があった。後半も、55分には古賀太陽の折り返し合わせたクリスティアーノのシュートがヒットせず、61分にはキム ボギョンのクサビのパスからボックス内で武富孝介が反転してのシュートがGKの正面を突き、そして“切り札”としてベンチに置いていたディエゴ オリヴェイラは、投入後には二つのチャンスが訪れ、そのうち一つは無情にもバーを叩いた。

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